【簡単な経歴4】基礎から学べる3D CAD講座⑦
代表の工藤です。
今日は、大手ハーネス部品メーカーの後の会社に入社した話を
していこうと思います。
大手ハーネス部品メーカーを10年間勤務した後、スマホ部品の
B to Bコネクタを設計している会社へ転職しました。
ちょうど、下記のホームページのようなコネクタですね。
B to Bコネクタというのは、ボードトゥボードコネクタの略で、
基板(ボード)と基板を接続するコネクタになります。
電気自動車用コネクタとかと比較すると、ものすごく小さくて、
縦×横×高さが、2㎜×1㎜×0.7㎜とかだったりします。
端子ピッチについては、当時、最先端だと0.35㎜ピッチとか
で端子が10PIN(2列)なので、端子が5個並んでいるとして、
0.35㎜×5本=1.75㎜なので、ちょうど2㎜くらいになります。
このコネクタを設計は、当然CADで行うのですが、大手ハーネス
部品メーカーの時はCATIA V5だったのが、この会社ではPTCの
Creo Elements Direct/Modelingを使用していましたので、入社後
1か月ほどはCADの操作を覚えるというのが業務の中心でした。
CADの操作を覚えるといっても、他のCADを使用していて普通に
使えていたので、やりたい操作のコマンドがどれを使用すれば
出来るのかということを幅広く見つけていくようなイメージです。
ただ、やっぱり思い通りに操作できないので、もどかしさは満載
です。(笑)
話を戻して、B to Bコネクタというのは、非常に小さい部品なので、
CADで設計しているときにはCADの中でいくらでも拡大できるので
そこまで小ささというのは実感ありませんが、実際に試作品が出来
上がってくるとその小ささを実感します。
なにせ、息をふっと吹きかければ、飛んで行ってしまいそうなくらい
の小ささでした。なので、はんだ付けとかは超大変でした(笑)
次回は、それぞれの会社での具体的な年収について話をしていこうと
思います。