【簡単な経歴1】基礎から学べる3D CAD講座④
代表の工藤です。
第4回目は小職の簡単な経歴を紹介していこうと思います。
もっと早くに自己紹介するべきでした。
中学校は公立中学校です。
高校は中堅私学の特進コースに進学したのですが、私の出身県は
管理教育が厳しかったので、入学してすぐに後悔しました。
また、男子校だったので、ときめきとかも全くなく、絶望したのを
覚えています。
そこで、高校1年生の夏休み明けから学校へ行かなくなり、いわゆる
不登校になり、秋ごろ、中退してしまいました。
しばらく(半年か一年くらい)は、のんびりアルバイトとかして、
自由気ままに生きていました。
しかし、次第に大学に行きたいという気持ちが芽生え、大検(大学
入学資格検定)を2年くらいかけて取得して、立命館大学政策科学部に
入学することが出来ました。(文系です)
大学3年とかになると就活が始まりますが、性格的に営業職は向いて
いないということは重々承知していたのですが、氷河期だったことも
あり就職先が決まらないまま、大学を卒業してしまいました。
今回はこの辺りまでとしておきます。
次回は、大学卒業後の話をしていきたいと思います。
【CADデータ授受】 基礎から学べる3D CAD講座③
皆さま、はじめまして、代表の工藤です。
第3回目はCADデータのやり取りの紹介をしていこうと思います。
前回のブログで、様々なメーカーからCADソフトが発売されている
という話をしたと思いますが、CADソフトが同じであればデータの
やり取りは簡単だと思いますが、CADソフトが異なる場合、実務上、
どうやってやり取りをしているのか、のご紹介をしていきます。
そもそもデータのやり取りが必要となる場面は、どういう状況がある
のかといいますと、メーカーとサプライヤの共同で設計をしていくと
いう場合で、CADソフトが異なる時にそれが発生します。
具体的には、メーカーから要求仕様として、電気的要件や機械的要件、
規格適合性の他にこのスペースの中に部品を納めてくださいという
要求もあったりします。
要求仕様にはそのあたりの図面が添付されることが多いのですが、
認識違いを無くすために、CADデータを渡すということも多々あり
ます。
また、サプライヤが要求仕様に基づいて部品を設計したけれど、
メーカーの中で搭載検討して本当に他の部品と干渉していないかを
確認する場合等にCADデータのやり取りが発生します。
CADソフトが異なる場合のデータのやり取りの方法は、stp形式や
iges形式、dxf形式といった中間ファイルに一度変換して相手の会社に
データを渡すということをしています。
ほとんどのCADソフトでこの変換が出来るようになっています。
変換する方法は、専用のライセンスが必要なCADソフト(CATIA V5)や
データを保存するときに保存形式を指定できるもの(Creo Elements
Direct/Modeling)等、様々です。
今日はこのあたりにしておきます。
次回は、小職の簡単な経歴をご紹介できればと思います。
【CADの種類】基礎から学べる3D CAD講座②
皆さま、はじめまして、代表の工藤です。
第2回目はCADの種類の紹介をしていこうと思います。
CADと一言でいっても、さまざまな種類があります。
まず、大別すると、2D CADと3D CADに分けられます。
2D CADは、いわゆる図面のことで、3D CADは3次元の
モデルということです。
2Dというのが元々の意味として、2Dimension(2次元)と
いう意味なので、二次元(縦×横)の平面の世界となります。
3Dというのは、3Dimension(3次元)という意味なので、
3次元(縦×横×高さ)という3次元の世界となります。
管理人が使用したことがあるCADは、Dassault Systèmes社の
CATIA V5というのとPTC社のCreo Elements Direct/Modeling
という2種類があります。
この2つのCADでは、使用しているライセンスにもよりますが、
2Dも3Dも作成可能となります。
2Dに特化したCADもありますが、上記のような最近のCADは
先に3Dモデルを作成してからそのモデルを2D化(図面化)
するのが主流となっています。
図面は作成できなくても3Dならイメージしやすいという人は
多いですからね。
公務員試験を受験した経験がある方ならわかると思いますが、
数的処理にある展開図から立体をイメージするのは大の苦手
でした。。。
次回は、様々なCADがある中で、どうやってCADデータの
やりとりをしているかについて、お話していきたいと思います。
【CADスキルのメリデメ】基礎から学べる3D CAD講座①
初めまして、Modeling Works,Inc 代表の工藤と申します。
この講座では、CADを使用することによるメリットから、
実際にCADのスキルを習得できるようになるまでの手順を
紹介していこうと思います。
第1回目はCADスキルを習得することによるメリットを
挙げていきたいと思います。
メリットとしては、主に下記2点があります。
①安定的に高収入が見込める
②転職がしやすい
1点目の「①安定的に高収入が見込める」ですが、CAD
スキルを習得すると、事務職や現場職ではなく、技術職と
なりますので、給与水準も高くなる傾向があります。
もちろん、突出した営業力がある営業マン等と比較すると、
給与が低いことがあると思いますが、皆が皆そのように
なれる訳ではなく、また業界によってもバラつきが大きい
ので、一般的ではありません。
技術職は、周りとの差が付きにくい反面、全体的に給与
水準が高い傾向にあると思います。
2点目の「②転職がしやすい」ですが、CADのスキルが
あると、同じような職種に就けば、転職先でスキルを
活かせるため、高収入を維持しやすいこととなります。
メリットの反面、デメリットもあります。
デメリットは主に以下となります。
①CADの種類が多いので、1種類のCAD操作を覚えても、
転職先でCADの種類が異なれば、また一から操作を
覚えなおさないといけないこと。
なので、転職を前提に考えている方は、面接時等でCADの
種類を聞いて自分のスキルが生かせそうか、あらかじめ確認
しておく必要があるかもしれませんね。
ただ、CADでできることは、どのCADでもそこまで変わる
ものではないので、あとはそのコマンドの位置や手順を覚えて
いけばいいということとなります。
いかがでしたか? CADスキルを習得するとメリットが多いと
いうことをお分かりいただけましたでしょうか。
次回は、CADの種類の紹介をしていこうと思います。